この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
家庭を顧みない夫に嫌気がさし、子を連れて別居を開始、3年が経過したところで離婚の調停を申し立てたが、言い分が食い違い不調となり、その後音信不通となっていたところ、相手から婚姻費用の減額を求められ、これを機に離婚訴訟をすべく当事務所を訪れました。
解決への流れ
【相談結果】解決金として400万円を取得しました。養育費として月10万円の合意をしました。【解決期間】約14か月【解決のポイント】財産分与関連事項の調整
財産分与にあたって、退職金や双方の口座等の情報整理を行いました。また、Nさんの特有財産たる相続財産につき、相手方から運用するためと頼まれ貸していたものがあったため、これも合わせて返還してもらいました。貸金の返還は必ずしも財産分与の内容に含まれませんが、離婚にあたっては、このように夫婦間の債権債務関係についてもまとめて整理したうえで一回的に解決を図ることが出来ます。弁護士に依頼することで、スムーズな財産整理をすることが出来ます。